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「APIラッパー」という言葉を聞いて、難しそうと感じていませんか?実は私もそうでした。プログラミング経験がほとんどない状態で、Claude Codeを使って天気情報やニュース取得ツールを作ってみたところ、驚くほど簡単に外部サービスと連携できたんです。今回は、その実践レポートをお届けします。
APIラッパーって何?なぜ必要なの?
まず「APIラッパー」という言葉について、私なりに理解したことを共有します。APIは「Application Programming Interface」の略で、簡単に言えば外部サービスのデータを取得するための窓口です。
例えば、天気予報サービスのAPIを使えば、最新の天気情報を自動で取得できます。ただ、APIは使い方が複雑なことが多く、認証やエラー処理など面倒な作業が必要です。そこで「ラッパー」という、APIを簡単に使えるようにする便利な包み紙のようなプログラムを作るわけです。
今回、私はClaude Codeを使って、以下の機能を持つツールを作ってみました:
- OpenWeatherMap APIから天気情報を取得
- 取得したデータを見やすく整形
- エラーが起きたときの対処
実際にClaude Codeで作ってみた手順
ステップ1:プロジェクトフォルダの準備
まず、作業用のフォルダを作りました。VS Codeを開いて、新しいフォルダを作成し、Claude Codeの拡張機能を起動します。画面右側にClaude Codeのチャット画面が表示されたら準備完了です。
ステップ2:Claude Codeへの指示
ここからが本番です。私は次のように日本語で指示を出しました:
「OpenWeatherMap APIを使って、指定した都市の天気情報を取得するPythonスクリプトを作ってください。
要件:
- APIキーは環境変数から読み込む
- 都市名を引数で指定できる
- 気温、天気、湿度を表示
- エラー処理を含める
- 初心者にも分かりやすいコード」
これだけです。プログラミングの専門用語を使わなくても、やりたいことを普通の言葉で伝えるだけでOKでした。
ステップ3:Claude Codeが自動生成
数秒後、Claude Codeは以下のファイルを自動で作成してくれました:
weather_wrapper.py– メインのプログラム.env.example– APIキーの設定例requirements.txt– 必要なライブラリのリストREADME.md– 使い方の説明書
生成されたコードの一部を見てみましょう:
import os
import requests
from dotenv import load_dotenv
class WeatherWrapper:
def __init__(self):
load_dotenv()
self.api_key = os.getenv('OPENWEATHER_API_KEY')
self.base_url = "https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather"
def get_weather(self, city):
try:
params = {
'q': city,
'appid': self.api_key,
'units': 'metric',
'lang': 'ja'
}
response = requests.get(self.base_url, params=params)
response.raise_for_status()
return self._format_weather(response.json())
except Exception as e:
return f"エラー: {str(e)}"
コードの意味が完全に分からなくても大丈夫です。Claude Codeが日本語のコメントもたくさん入れてくれたので、何をしているかは何となく理解できました。
ステップ4:実際に動かしてみる
Claude Codeの指示に従って、ターミナルで以下のコマンドを実行しました:
# 必要なライブラリをインストール
pip install -r requirements.txt
# APIキーを設定(.envファイルに記入)
OPENWEATHER_API_KEY=あなたのAPIキー
# 実行
python weather_wrapper.py Tokyo
すると、こんな結果が表示されました:
===== 東京の天気情報 =====
天気: 晴れ
気温: 15.3°C
湿度: 62%
========================
初めてにしては上出来です!しかもここまで、実質30分もかかりませんでした。
つまずいたポイントと解決方法
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。いくつかつまずいたポイントがありました。
問題1:APIキーの取得方法が分からない
OpenWeatherMapのAPIキーをどこで取得するのか分かりませんでした。そこでClaude Codeに「OpenWeatherMapのAPIキーの取得方法を教えてください」と聞いたところ、ステップバイステップで説明してくれました。無料プランでも十分使えることも教えてもらいました。
問題2:エラーメッセージが英語で出た
最初の実行時、「ModuleNotFoundError」というエラーが出ました。焦りましたが、そのエラーメッセージをそのままClaude Codeに貼り付けて「このエラーはどういう意味ですか?」と聞いたら、「requestsライブラリがインストールされていません」と日本語で説明してくれ、解決コマンドまで提示してくれました。
問題3:他の都市の天気も取得したい
作ったツールが便利だったので、「複数の都市の天気を一度に取得できるようにしたい」と追加要望を出しました。Claude Codeは既存のコードを修正して、リストで複数都市を指定できる機能を追加してくれました。このように、後から機能を追加するのも簡単でした。
他にもこんなAPIラッパーが作れました
天気情報ツールの成功に味をしめて、他のサービスも試してみました:
ニュース取得ツール(NewsAPI)
最新のビジネスニュースを取得してSlackに自動投稿するツールを作成。毎朝8時に自動実行されるように設定しました。
翻訳ツール(DeepL API)
テキストファイルの内容を一括翻訳するツール。英語のドキュメントを日本語化する作業が劇的に楽になりました。
為替レート取得ツール
複数通貨の為替レートを取得して、Excelファイルに出力するツールも作りました。
どれもClaude Codeに日本語で指示を出すだけで、20〜40分程度で完成しました。プログラミングの知識がほとんどなくても、「こういうことがしたい」という要望を明確に伝えられれば、驚くほど簡単に実現できます。
まとめ:プログラミング初心者でも外部連携ツールは作れる
今回、Claude Codeを使ってAPIラッパーを作ってみて、以下のことが分かりました:
- 専門知識は不要:プログラミング用語を知らなくても、やりたいことを日本語で伝えるだけでOK
- 作成時間は短い:シンプルなツールなら30分、複雑なものでも1時間程度で完成
- エラーも怖くない:エラーメッセージをClaude Codeに見せれば、解決策を教えてくれる
- 後から修正・追加も簡単:「こういう機能を追加したい」と伝えれば、既存コードを上手に修正してくれる
「プログラミングは難しい」という先入観を持っていた私ですが、Claude Codeのおかげで、業務効率化ツールを自分で作れるようになりました。あなたも「こんなツールがあったらいいな」と思うものがあれば、ぜひClaude Codeで試してみてください。思っているより、ずっと簡単に実現できるはずです。
